機能評価の流れ

一般的にADLが低くなるとQOLが低下しますが、ADLの低下は必ずしもQOLの低下を引き起こすわけではありません。恒久的な疾患によりADLが低下した人でも、生きがいを見つけて高いQOLを維持している人も多いのです。

フィジオが考えるコンディショングは、お客様の日々の生活の質「QOL」を考えてプログラムを処方しています。

大事なことはいかにその人の生活の質を豊かにするか。

そのために、下記のような症状や不安に対するサービスをご提案しています。

  • 疾患の改善⇒抱えている疾患そのものの改善
  • 疾患に関わる問題・不安の改善⇒日常生活に踏み込んだ評価・治療計画
  • 不定愁訴の改善⇒違和感や不安感、客観性はないが主観的には非常に重要

まずは目標(ゴール)とご自身が考えている課題を確認し、現時点での問題点を抽出していきます。目標(ゴール)は痛みの改善やパフォーマンスアップなど、さまざま。病期のどの時期に対応するかでも目標は変わるもの。痛みを指標にしてしまうと、炎症がある時期には目標が達成できない場合もあるので、痛みは指標の一つとしてとらえリハビリに入ります。

まず生理学的な運動ができているかどうかが重要です。生理学的運動が行えていれば、周囲の筋は深層と表層の筋がタイミングよく働き、関節は求心位に至ります。実際の動作の中で荷重をかけて行う評価と、非荷重位で単関節の動きとして評価をすることの両方を行っていきます。

 

問診、医療的情報・個人的情報などを確認しリスクの把握とともに、その人に必要な動きを予測、何を評価するのか決める。

②、: 立位、坐位姿勢や基本動作を観察し、パターンを把握して重心位置の推察とともに、どのタイミングでどの部位に機能的でない動きが起こっているのか目安をつける。観察で問題がなさそうに見えても、筋収縮のタイミングのずれや関節の求心性が損なわれている場合もあるため、引き続き触診で確認をする。

: 動作の中で症状のある部位や受傷部位の状態を確認する。また、非荷重位で単関節の動きも評価する。基本動作の中で非生理学的な動きが起こっているということは、誤った力の伝達あるいは特定方向の動きやすさが現れていると考えられる。そのため、何によって非生理学的な動きが引き起こされたのかを探すために、部分的に修正を試みる。

⑤ : 非生理学的な動きのある関節を正しいアライメントに操作をして、症状が消失・改善するか、動作がスムーズに行えるかを確認する。

部位や操作の方向が特定できたら、①から⑤の結果から動きに最も影響していると考えられる部位や組織を推定し、修正。修正の方法は状況に応じて異なり、硬い、または過緊張な筋があって正しい動きを阻害している場合や皮膚・皮下組織の滑走が制限されている場合などでは、筋や皮膚のリリースを行う。特定の筋が弱化しているとか筋活動に遅れがある場合には、筋収縮を促す。

⑥ : その動きを部分的に繰り返して、全身運動も行う。場合によっては負荷を増やして強化する。

⑦ : 姿勢や動きを再評価する。観察とともに、問題のあった部位で生理学的運動が行えているかを確認する。問題がなければ、意識しなくても自動的に目的とする運動が行える、習慣となっている動き方(くせ)が修正されるように、

⑧ : 生活の中での工夫やセルフトレーニングを指導して自己管理ができるようにする。

上記のような流れで、お客様に合わせたコンディショニング、リハビリテーションを行っていきます。

徒手療法

いわゆるマッサージやパートナーストレッチにて筋肉を緩めたり、アライメントを改善したり、筋肉の伸ばしたりなどのコンディショニングを行います。

運動療法

ストレッチポールなどで身体の調整を行ったり、コレクティブエクササイズなどで適切な動作の改善などを行うことで身体機能を改善していきます。

物理療法

メディセル筋膜療法、超音波治療、経皮的電気療法など、徒手療法では対応できないアプローチを物理療法を用いて治療していきます。

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