経皮的筋膜吸引療法「メディセル」での筋膜リリース

骨、腱、筋肉などの様々な組織に対するアプローチとしていろいろなコンディショニング方法がありますが、それらの原因の一つに、筋膜の癒着が考えられています。

メディセルケアは、皮膚やその下の筋膜など結合組織の滑走性を高めるとともに、組織流動性を改善し、身体のバランスを根本的に整えながら血液やリンパの循環をよくし、正常な身体の機能をいち早く取り戻し、安全かつ画期的な療法です。

メディセルの効果

①痛みの改善

皮下の組織間の隙間が狭くなることにより間質液やリンパ液が滞って、発痛物質の停滞などが起こると神経を刺激し痛みを引き起こします。

メディセル療法では皮膚を吸引し吸い上げることで痛みを誘発している神経への刺激を緩和することができます。

②血液やリンパ液の循環を良くし、むくみを改善する

血液やリンパ液の流れが悪くなると、うっ血状態となり神経を圧迫します。

この流れを良くするために、メディセル療法によって皮膚を吸引することで、皮膚とその組織間の隙間を広げ、局所に溜まっている血液やリンパ液の循環を改善することができます。

循環が改善されることでむくみが解消され、むくみにより引き起こされる不定愁訴を改善することができます。

筋の組織滑走、伸長性の改善を行い、筋機能を正常化する

スポーツなどによるケガ、障害、使い過ぎによって痛めた筋肉を治すなど、組織循環の改善がもたらす筋機能の改善は多いです。

メディセルケアにより、筋の適切な張力の調整や滑走不全の改善、張力不全により力発揮能が低下した筋発揮をもとに戻す効果があります。

筋膜リリースの効果・背景

筋膜は、人体にいきわたる結合組織系の軟部組織成分のこと。筋膜は「固有の筋膜」ともよばれている高密度平面組織シート(中隔、関節包、腱膜、臓器包、支帯) だけでなく、靭帯と腱の形でのこのネットワークの局所高密度化したものも含みます。それは浅筋膜・深筋膜・筋外膜・筋周膜、さらには筋内の最奥の筋内膜のようなより柔らかい膠原線維性結合組織をも含むもの。これら筋膜組織は局所的な緊張の要求によってその線維配列と密度を適応させるひとつの相互接続した緊張したネットワークとみなされます。

筋膜には自動収縮能の能力があり、感覚器としても重要です。筋膜は、機械的受容器と侵害受容器を含む多くの知覚性神経終末によって高密度に神経を分布されています。そして、それは急性の筋筋膜痛症候群の原因になりうる可能性があります。

Fascia由来の疼痛が生じる正確な生理学的および病理学的メカニズムは、未だ解明されていません。筋膜性疼痛は、炎症や虚血が生じた領域においてFasciaおよびFascia周囲の状態になんらかの力学的、もしくは電気生理学的変化が起こることで生じる疼痛のこと。その理由として知覚神経は、筋肉を包むFasciaに多く存在するとされており、筋膜性疼痛症候群((Myofascial pain syndorome: MPS)に罹患している筋外膜間に多くの疼痛物質の存在やヒアルロン酸の粘度の上昇が報告されています。

そして、異常なFasciaは組織伸張性低下と組織同士の滑走性の低下、または水分量の低下が起こっているとも考えられている。Daniel Keownは、Fasciaの成分はコラーゲンであり、ピエゾ効果によって電気を発生させ通電している、と述べている。※ピエゾ効果とは、物質に圧力(力)を加えると、圧力に比例した分極(表面電荷)が現れる現象。

メディセルケアでは経皮的吸引により、組織間の隙間を拡大することで体内の水の流れ、組織流動性を改善し、組織の動き、代謝を改善していきます。
局所補液効果による鎮痛効果、例として疼痛物質の洗い流しが行われることによって、Fascia同士のメカニカルストレスを改善し、組織の滑走性や可動性、伸張性が向上すると考えられます。

PAGE TOP