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貧血の種類①

内科

貧血とは血液中の赤血球の中にある、酸素を運ぶ役割のヘモグロビンの濃度が低くなった状態を指し、症状として、 立ちくらみ、息切れ、めまい、ふらつき、頭痛、胸の痛みなどの症状が起こります。

貧血にはどのよな種類があるのでしょうか?

今回は鉄欠乏性貧血と巨赤芽球性貧血をご紹介します。

鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血は鉄が欠乏して赤芽球内でのヘモグロビン合成が障害されて起きる貧血で、貧血の中で最も頻度が高く成人女性の10人に1人はこの貧血が見られます。

原因としては、極端な偏食による鉄供給の低下、鉄の吸収不良、月経により出血や消化管の出血による鉄の喪失、成長期や妊娠中などの需要が高まったなどが主な原因として挙げられます。

この貧血の症状として、酸素供給が障害されることによる顔面蒼白、息切れ、めまい、動悸、頭痛、易疲労感の他に、スプーン状爪、舌炎、嚥下障害が起こります。

治療としては、経口鉄剤を服用し不足している鉄を補充します。

消化管に問題が起こっている場合、経口鉄剤が服用できないため鉄剤を静脈注射します。

巨赤芽球性貧血

巨赤芽球性貧血は、細胞核を成熟する際に必要なビタミンB12・葉酸が欠乏して起きる貧血のことです。

赤芽球の成熟が障害され、巨赤芽球となることで無効造血を起こし、大球性正色素性貧血を起こします。

巨赤芽球性貧血のうち自己免疫機序によって起こる貧血は悪性貧血です。

10万人に1人の割合で起こる貧血で、ビタミンB12欠乏の原因として摂取不足や吸収不良、需要増大、利用障害が主な原因です。

ビタミンB12の吸収には胃酸に含まれる内因子が必要なため、胃を全摘出した人はビタミンB12が吸収できないため発症します。

葉酸欠乏の原因は摂取不足や吸収不良、需要増大、利用障害などで起きます。

症状としては、息切れ、動悸、めまい、易疲労感があります。

ビタミンB12欠乏症では食欲不信、ハンター舌炎、末梢神経障害、脊髄後索・側索障害による腱反射、位置覚や振動覚の低下、知覚鈍化、痺れなど多くの症状が出現します。

治療としては、欠乏している物質を筋肉注射しますが、悪性貧血は自己免疫疾患であるので他の疾患と合併には注意が必要です。

 

今回は鉄欠乏性貧血と巨赤芽球性貧血をご紹介しました。

次回は再生不良性貧血と溶血性貧血のついてご紹介します。

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