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痛風

障害予防

痛風は、高尿酸血症による関節炎疾患になります。急性に起こる痛風発作は男性に圧倒的に多く、肥満や高血圧、脂質異常症は『高尿酸血症』さらには『痛風』の危険因子となります。

原因は、プリン体の代謝産物である尿酸の過剰あるいは排泄の低下により高尿酸血症が起こります。

高尿酸血症を基盤に、末梢の寒冷・脱水、プリン体食の摂取により痛風発作が誘発されます。

病態生理としては、体液中の尿酸が溶解できなくなり、関節液や軟部組織に尿酸ナトリウムの針状結晶(尿酸塩結晶)が析出・沈着します。これが刺激となり、激しい炎症をともない痛発作を起こします。

症状は、おもに拇趾の付け根の関節(MTP関節)に突発的に著しい腫脹と激痛が生じます(痛風発作)。腫脹は広範囲に拡大し、発熱などの全身症状をともなうときもあります。血清尿酸値を高いままにすると痛風発作の頻度が高まり(慢性結節性痛風期)、耳介や肘・足部に皮下結節(痛風結節)を生じます。

検査は、臨床所見として痛風発作と痛風結節。血液検査は、血清尿酸値高値・痛風発作時CRP上昇・白血球増加。関節液検査は、関節液の偏光顕微鏡検査で尿酸結晶が観察されます。X線検査は、慢性結節性痛風期には骨打ち抜き像(拇趾のMTP関節に好発)がみられます。

治療は、痛風の発作時は局所の安静(挙上)・冷却、NSAIDの投与。無症候時は、発作間欠時には高尿酸血症のコントロール(薬物療法・食事療法・日常生活の注意)。発作予防としてコルヒチン製剤があります。

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