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廃用性筋萎縮と内分泌

障害予防

私たちの身体の中では常に「同化」と「異化」が行われています。

「同化」は器官や組織を作るように作用することを言い、脂肪が付いたり、筋肉がついたりするのも同化になります。

「異化」は器官や組織を破壊するように作用することを言い、脂肪が分解したり、筋肉が落ちたりするのも異化になります。

「同化」と「異化」に関与する内分泌として、「同化」に関与するものとして成長ホルモン、「異化」に関与するものとして糖質コルチコイドがあります。

内分泌系と廃用性筋萎縮はどのように関与していくのでしょうか。

運動・加齢・睡眠の3つから考えてみます。

運動

長期間活動が低下した人には下肢のレジスタンストレーニングが廃用性筋萎縮に有効です。

上肢より下肢のトレーニングが良い理由として、大きな筋の多関節運動が可能なことです。

これにより血中成長ホルモン濃度が増加し、骨や筋の成長促進、代謝や脂肪分解を促進します。

加齢

加齢によりタンパク同化ホルモン、IGF-1の血中濃度および筋肉内濃度が減少します。

筋合成物質が加齢により顕著に減少し、筋細胞の骨格を形成する物質の転写が効率的に行われず筋細胞の萎縮が生じるとされています。

骨格筋において上肢と下肢の静的筋力を比較すると上肢筋力は20%、下肢筋力は30%減少します。

活動性が低下しても筋タンパク質代謝に関わる内分泌の血中濃度の変化は認められなかったため、筋たんぱく合成低下は運動負荷の減少により生じます。

若者と比較して廃用性筋萎縮が起こるリスクが高いため、一度萎縮が生じると改善が困難です。

よって、「運動」が大切になります。

睡眠

高齢者において入眠後に唯一の成長ホルモンの分泌のピークを迎えます。

よって「同化」は睡眠時に生じており、昼夜逆転の生活を防止しなければなりません。

昼に寝ることを防ぐには「運動」をお勧めします。

 

廃用性筋萎縮には「加齢」が問題点となるが、「運動」と「睡眠」のリズムを保つことにより予防につながります。

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