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肩関節周囲炎

障害予防

国内では「50肩」、国外では「Frozen shoulder(凍結肩)」「Adhesive capsulitis(癒着性関節包炎)」とされる肩関節周囲炎。

病態としては、関節内の炎症によって肩関節に痛みが発生→肩関節の可動域制限→疼痛軽減→拘縮残存→拘縮改善という流れでおき、自然に治るとされています。

自然に治るまでには、12〜42ヶ月とされており、約9割は保存療法で治るとされています。

どのような人がなりやすい?

「50肩」と言われるだけあって、8割以上が40〜70代の人に発症しますが、若い人でもなる可能性があります。

肩関節可動域制限の原因の約6割が肩関節周囲炎であり、3割は腱板周囲病変が占めています。

肩関節周囲炎の危険因子として、糖尿病であり、特に1型糖尿病で発症率が高いと報告があります。

他には、甲状腺疾患、高脂血症、代謝・内分泌・血液内科系も危険因子であり、肉体労働者よりもデスクワーカーの方が多いという特徴もあります。

特徴

発症している人はしていない人に比べて肩関節の皮膚温が低下すると報告されています。

これは、交感神経の作用が低下しているのと関係している可能性があるからです。

また、他の肩の疾患と比べ、烏口突起に痛みが出やすいとされています。

他には、肩関節挙上をするとき(バンザイする動き)、肩をすくめる動きを伴って挙上するなど特徴があり、これは僧帽筋の上部が下部よりも働きやすくなっているから居城してしまいます。

鑑別と治療法

鑑別としてはMRI造影が最も有効であり、関節包腋下部や腱板疎部、烏口肩峰靭帯の肥厚や関節包の容量縮小などがわかります。

治療法としては温熱療法や超音波療法、電気療法と合わせて、ストレッチやエクササイズ(運動療法)を行うこと。

これは、痛みによって生じた肩関節周囲筋の過緊張の改善、拘縮した組織の伸張性の改善を目的として行います。

肩が痛くて上がらないという人は早めに対処しましょう。

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