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筋断裂(肉離れ)

障害予防

筋断裂は創(傷)をともなわない閉鎖性筋損傷で、『肉離れ』とも呼ばれます。

スポーツ外傷によるものが多く、下腿三頭筋・ハムストリングス(腿裏)・大腿四頭筋・内転筋に好発します。

原因として、運動中のジャンプやダッシュ動作など、筋肉の瞬間的な収縮が過度に行われることで筋膜が急に引き伸ばされて部分断裂を起こします。

筋断裂の多くは筋肉の柔軟性が失われつつある成人にみられ、柔軟性欠如以外にも筋肉疲労などさまざまな発生要因があります。

病態生理として、筋断裂の過程によって、Ⅰ度(筋繊維の微細な損傷)Ⅱ度(筋繊維の一部断裂)Ⅲ度(筋繊維の完全断裂)の3段階に区分されます。Ⅰ度の状態を肉離れと呼び、筋断裂がきっかけとなって区画症候群を起こすこともあります。

症状は、Ⅰ度では患部に軽い圧痛。Ⅱ・Ⅲ度以上では強い圧痛。ともに受傷筋に陥凹が生じたり、腫脹や皮下出血がみられます。

検査は、身体所見・問診・画像検査を行い、画像検査での筋の損傷状態や範囲を確認します。

治療として、受傷直後はRICE処置を行うことが重要となり、ほとんどの場合は保存療法で治療されますが、完全断裂では縫着術を行います。

一般的に予後は良好で、受傷直後の応急処置が回復期間を短縮させるので、しっかりとした対応が必要となります。

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