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アキレス腱断裂を考える|フィジオ福岡コンディショニング

障害予防

アキレス腱断裂はスポーツ活動中に起こりやすい外傷で、受傷直後からスポーツ活動が不可能となり長期間の治療が必要となります。

また、スポーツ復帰後の再断裂も少なくなく、安全なスポーツ復帰と再受傷の予防が重要です。

アキレスけん断裂が発生しやすいスポーツ

米国NEISSデータベースによると、10万人年あたり2.1件の頻度でアキレス腱断裂は発生しており、男性は女性と比較して3.5倍の発生率であると報告されています。

スポーツ活動中の受傷は全体の81.9%と頻度が高く、種目別ではバスケットボールが最も多く,男性では46.9%を占めたとされています。

次にサッカー、、テニス、ランニングなどが続きます。

女性ではバレーボールやバスケットボールでの受傷が多いとも報告されています。

日本の研究でも種目別ではバレーボールが最も多く、以下バドミントン、テニスが続いており、国や地域によって競技人口のばらつきはあるものの、球技やラケット競技においてアキレス腱断裂の発生が多いと考えられます。

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アキレス腱断裂の治療は、ギプスや装具を用いる保存療法と腱縫合術の手術療法のどちらかが選択されます。

保存療法と手術療法では手術療法の再断裂率は3.6%で、保存療法の8.8%と比較して有意に低かったと報告されています。

しかし、手術療法は感染や腓腹神経障害などの合併症が生じる可能性があることが問題となります。

最新のレビューにおいても手術療法のほうが再断裂率は低いと結論づけられていますが、保存療法の再断裂率そのものも決して高くはなく、合併症のリスクも考えて患者個々の状況に合わせた治療選択をすることが重要です。

スポーツ復帰に関連した比較研究においては、手術療法は保存療法よりも足関節底屈ピークトルクが術後早期から大きく回復し、術後半年の時点で両群間に20%程度の差があり、18カ月経過しても15%の差が残ると報告されています。

スポーツ復帰において重要とされる足関節底屈筋力に関しては手術療法に優位性があるかもしれないという示唆にはなりますね。

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