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内反肘・外反肘

肘を真っ直ぐ伸ばした時に、前腕が生理的な肘外反角よりも内側に開いている場合を内反肘、外側に開いている場合を外販肘といいます。

原因は、幼小児期の骨折に起因することがほとんどになります。内反肘は上腕骨顆上骨折の後遺症(内反変形治癒)、外反肘は上腕骨外顆骨折の後遺症(偽関節)によるものが多くなります。

症状は、外反肘では小指の痺れや手指の運動麻痺をまねくことがあります。これは、遅発性尺骨神経麻痺によるものになります。内反肘では、整容面だけでなく外反肘と同様に尺骨神経障害を引き起こす場合がありますが、機能障害は少ないことが多いです。

検査・診断は、肘関節を伸展させ、内反・外反を確認し、神経障害の有無も調べます。

治療は、軽度の内反肘の場合には特に治療は行わずに経過観察をします。肘の外反角が内反方向に15~20度以上で整容面に問題がある場合は上腕骨の矯正骨切り術などが検討されることがあります。外反肘で、遅発性尺骨神経麻痺をきたす場合、除圧のために尺骨神経皮下前方移行術などが検討されますが、上腕骨外顆偽関節に対しては症状が少ないため、骨を移植して偽関節を癒合させる手術を行うことはあまりありません。

予後は、適切な治療を行うことで症状は改善されます。

上腕二頭筋長頭腱断裂

大腿骨近位部骨折

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