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上腕骨外顆骨折

上腕骨外顆骨折は、肘関節を伸展位にして手をついて転倒し、肘関節に内転・外転する強いストレスがかかった際に起こる小児に多い骨折になります。頻度は上腕骨顆上骨折に次いで高く、肘関節周辺骨折の役15%を占めます。小児の骨折で手術的治療を必要とする代表的な骨折です。

橈骨を介する上腕骨外顆部への大きな剪弾力や、前腕伸筋群の外顆付着部の剥離骨折として起こります。骨折線は上腕骨小頭骨端核を含み、その骨折線を斜めに横断する骨折で、成長軟骨板から関節軟骨にかけて縦断される骨折の代表例になります。骨端線損傷を伴う関節内骨折であるため、わずかな転位も肘関節の変形と関節の機能障害をひき起こすため正確に治療しなければいけません。骨片の転位は外顆に付着する前腕伸筋群の収縮力によって起こります。

症状は、肘関節外側部に限局する局所症状が認められます。一般的に上腕骨顆上骨折に比して軽い。

診断は、局所症状とX線比較的容易ではありますが、転位の軽度なものほど見落としやすいので注意が必要になります。

治療ですが、まず正確な整復が必要不可欠になります。2mm以上転位していたり、転位が1mm以下でも不安定な症例が多いため、上腕骨外顆骨折のほとんどが手術の適応になります。治療を誤ると偽関節となります。偽関節により外反肘変形を呈してしまい年月が経つにつれて憎悪します。その後、遅発性尺骨神経麻痺の原因となります。

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