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バーナー症候群

バーナーとは、燃える意味のバーナーで、受傷時、患側上肢に一過性ではあるが焼きつくような痛みが発生するため、このように呼ばれています。同様の意味で、スティンガー症候群とも呼ばれます。日本では、主に相撲界で、頭部からぶつかった際、頚部に非生理的な外力が作用した場合に発症することが知られており、電気肩とも呼ばれてきました。

損傷のメカニズム→病態は、腕神経叢の損傷で、過伸展や過屈曲ではなく、側屈の強制になります。当初は、伸展側のみに症状が出現すると考えられてきましたが、屈曲側にも症状が出現することもあることが明らかになってきました。前者は牽引損傷で、後者は圧迫損傷になります。前者と同様の機序で、交通外傷では神経根が脊髄から引き抜かれる最重症のいわゆる引き抜き損傷が知られています。幸い、スポーツ外傷では、ほとんど発生することはありません。

症状→神経に及ぶ臨床症状により、重症度別の分類があります。

グレード1:上肢の筋力低下(MMTによる)がみられず、一過性のしびれ感が数分続く→軽症と判断し、すぐに復帰許可。

グレード2:上肢の筋力低下が明らかな場合→コンタクトプレーの禁止、筋力が70~80%回復したら復帰許可。

グレード3:筋力低下・放散痛・可動域制限→即活動禁止・精査観察の上、急性期リハから。頸椎の可動域や筋力・神経症状の回復を確認しながら慎重に復帰。

自覚的症状→一過性の上肢の電撃痛と、その後に残存するしびれ感

他覚的症状→知覚や運動に不全麻痺の状態が確認される

診断→受傷機転と自覚症状の問診で推定できる。重症度については、運動・知覚の麻痺の有無と程度を判定する

頚部捻挫

肋骨骨折

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