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変形性膝関節症

変形性膝関節症の原因は、一次性のものとして中年以後の肥満女性に多くなります。二次性のものは、外傷・化膿性関節炎やその他の炎症に続発します。そのため、一次性のものは両側性に、二次性のものは(特に外傷)は片側性に生じることが多くなります。

症状は、疼痛が徐々に発生し、増悪します。また、運動時痛・荷重時痛が主ですが、滑膜炎を起こし、関節液が貯留すると腫脹し、安静時痛もみられます。運動制限・大腿四頭筋の萎縮、膝内反変形(O脚)もしばしば伴います。内反変形の主因は、脛骨近位部の変形によるのもで、このため脛骨高位骨切り術が適応となります。また、膝関節不安定性による外側方動揺や、大腿四頭筋の筋力低下により片脚起立時に膝折れする前方動揺を生じます。

X線所見は、関節裂隙の狭小化・辺縁の骨棘形成・関節面の硬化と破壊・関節鼠をみます。正常な関節裂隙は5~10㎜で、3㎜以下で関節裂隙の狭小化となります。

治療法は、①保存的治療→安静・免荷・温熱療法あるいは寒冷療法・筋力増強訓練(大腿四頭筋・ハムストリングス・股関節周囲筋)・バランス訓練・消炎鎮痛剤の投与・副腎皮質ホルモン剤や軟骨保護剤の関節内注入・体重の管理・装具になります。*運動療法の効果は1ヶ月くらいで良好な結果を得ることが多いですが、過度の運動で関節炎が悪化することもあるので注意が必要となります。

②観血的治療→1年以上積極的な運動療法や保存療法を行っても症状の増悪がある場合や変化がみられない場合は観血的治療を考えます。脛骨高位骨切り術は、内反・外反変形を伴うときに変形を矯正し、荷重面を均等化しますが、免荷期間が長期に及ぶため、高齢者には向きません。人工膝関節は、人工股関節に次いでよく行われ、脱臼を生じないぶん人工股関節よりもリスクは少なくなります。膝関節固定術はADLの障害が大きく、適応は稀になります。

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