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筋筋膜性腰痛症

筋筋膜性腰痛症は、腰部の軟部組織・筋・筋膜及び筋膜を貫通している皮神経の変化に基ずく腰痛のことを指します。症状や検査所見と一致するX線所見は認められず、椎体・椎間板・椎間関節に異常は認められません。腰痛を訴える方のほとんどがこの筋筋膜性腰痛症に当たります。

筋筋膜性腰痛症の原因は、①急な体幹部の前後屈や捻りの動作(急性)②腰部へのタックルや衝突などによる外傷③使い過ぎによる過剰なストレス(筋疲労・筋緊張)などになります。

全体的な症状は、急性時は前屈制限を中心とした体動困難を生じ、慢性時は腰部の重だるさ・脊柱起立筋の緊張が著明で前屈により痛みが増強します。また、骨盤の前傾型と後傾型があり、骨盤前傾型は腰が反りぎみで臀部が出ている姿勢になります。原因は、腸腰筋・大腿直筋・大腿筋膜張筋の疲労と短縮で、骨盤後屈が困難になります。問題点は、腹筋下部が上手く使えないところになります。骨盤後傾型は、腰背部が丸まった姿勢になります。原因は、臀筋群・ハムストリングスの疲労・短縮で、骨盤前屈が困難になります。問題点は、腰背部の筋力が弱く、柔軟性が低下しているところとなります。

治療法は、手技療法や運動療法がありますが、症状・所見から問題点を明確にし、それらの症状に合った治療をしていきます。

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