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肘部菅症候群について|コンディショニング福岡

尺骨神経は、上腕骨内側上顆背側にある尺骨神経溝から尺側手根屈筋の二つの起始の間を通り掌側へと向かいます。
この尺骨神経溝から尺側手根屈筋への入り口までの区間を肘部管といい、この部で絞扼を生じます。

発生機序としては、骨折後の成長障害による外反肘・変形性関節症に伴うものが大部分ですが、上腕骨滑車形成不全・内反肘変形、また尺骨神経の尺骨神経溝からの脱臼。長時間の肘関節屈曲位保持・ガングリオンなどによる圧迫により発生します。

症状としては、手背を含む手指尺側の尺骨神経支配領域のシビレ感と肘内側の疼痛があり、尺側手根屈筋・第4、5指の深指屈筋、尺骨神経支配の手内在筋が萎縮するためピンチ力が低下し、鷲手変形やフローマン徴候が出現します。
ボタンがかけにくい、箸が使いにくいなど巧緻性障害を起こすことがあります。
また、尺骨神経は肘部管部で固く腫大することが多く、肘屈曲テストにより手指のシビレ感が増強します。
尺骨神経感症候群との鑑別も必要です。

治療法としては、原因になる動作の中止と、局部の安静を図り保存療法を行います。
改善が見られない場合観血療法が必要な場合もでてきますので注意が必要です。

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