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腓骨筋腱炎について|コンディショニング福岡

腓骨筋腱炎とは、長腓骨筋や短腓骨筋のオーバーユース障害です。
足関節外側靭帯損傷と関連して生じるため、足関節外側不安定性の原因になる事がほとんどで、短腓骨筋腱は、足・足関節の内返しで負荷がかかるため、回外位でのオーバーユース障害の場合が多いですが、長腓骨筋腱障害は、通常異なった機序を取ります。

両腱とも同様に足部の底屈と外返しに関与しますが、長腓骨筋腱は足部の底側を回りこんで第一中足骨の基部に付着しています。
第一足趾列に弛緩性があって過背屈が可能になっていると、加重動作時に足部全体の回内が生じ、これの回内をコントロールする際に長腓骨筋腱にかかる負荷が炎症の原因となっています。

一般的な所見として、外果後方から下方にかけての圧痛がありまた、外果よりやや上方に圧痛がある場合や、第一中足骨や第五中足骨の基部に圧痛がある場合もあります。
どちらの腱の炎症でも、自動的な底屈や外返しを抵抗下に行うと痛みが生じ、受動的な外返しと背屈による疼痛再現は、短腓骨筋腱炎でも認められるが、第一中足骨の受動的背屈による疼痛再現は、長腓骨筋腱炎の所見です。

急性期のリハビリテーションの内容は、腫脹と疼痛の管理で、テーピングや装具装着は特に、関節不安定性や筋力低下がある場合に、さらなる負荷による腱損傷を予防するのに有用です。
筋力バランスが崩れている場合が多いので、拮抗筋(前脛骨筋・後脛骨筋)のストレッチと筋力訓練も、特に高アーチの場合には重要です。

第一足趾列の伸長的底屈訓練も有用であるが、しかし第一足趾列の関節弛緩がある場合には、過回内を動的にコントロールできるほどの筋力の獲得することは困難であり、足底板や中足骨サポートが必要になります。

腓骨筋腱炎の選手に対するリハビリテーションは、実際的動作の訓練を行ってから終了にするべきです。
片脚起立訓練がこの段階がこの段階での焦点になるが、これは前額面での姿勢保持のコントロール能力の回復が重要なためになります。
足関節靭帯損傷の合併例では、固有知覚が低下している場合が多くこの訓練は非常に大事になり、不安定板やミニトランポリン上でのボール投げは、姿勢保持に必要な回内外コントロールの有用な訓練です。
関節不安定性や固有知覚低下がリハビリテーションの終了時んも残存している場合は、安全にスポーツ復帰する手段として、テーピングか足底板が必要になってきます。

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