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ハムストリングスの肉離れについて|コンディショニング福岡

ハムストリングスが収縮しようとしている状態で伸展されたとき、発生しやすいと言われています(遠心性収縮)。

下腿が振り出されてから接地にいたる際や接地から蹴りだされる際に起こりやすく、大腿四頭筋肉離れと同様に筋腱移行部で生じやすいです。

稀ではありますが、膝伸展位で股関節屈曲を強制された際にも見られ、この場合は強い介達外力により坐骨結節部付近で完全断裂が生じます。

受傷時、鋭い・力の抜けるような大腿部後方の痛みや、場合によっては音が聞こえるような突然の衝撃を感じることが多いです。

その他の要因として、筋疲労・先行する筋損傷の存在・適性なウォーミングアップの欠如・下肢長の不一致・電解質の枯渇・左右のハムストリングス筋力のアンバランス・ハムストリングスと大腿四頭筋の筋力のアンバランスなどが考えられています。

症状としては、損傷部位に圧痛があり、腫脹・皮下出血斑・筋の硬結や陥凹などが重症度に応じてみられます。

陥凹は損傷後数時間経過すると、血腫が欠損部を満たし触れにくくなります。

慢性期では容易に欠損部を触れることができ、ハムストリングスに力を入れると陥凹を見ます。

患者を伏臥位として、膝関節の伸展を試み、重度の損傷では完全に伸ばせないです。

膝関節が十分に伸ばせたら、背臥位としてハムストリングスのタイトネステストを行います。

成長期の重症例では単純X線写真で坐骨結節の剥離骨折を見ることがあります。

MRI検査は損傷の程度を確認するのに有用とされています。

治療法としては、重度損傷では観血療法もありますが、それ以外は保存的に十分なアスレチックリハビリテーションを行うことにより回復します。

損傷初期は重症度に関係なくRICE処置を行い、リハビリテーションは急性期症状が落ち着いたら(受傷後3〜5)開始します。

ストレッチ・筋力強化・筋バランス・ハムストリング機能の回復などのプログラムを徐々に進行していきます。

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